新日本歌人

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ねっと歌壇

2018年7月 1首 岡崎隆史

夏草やつわものどもの刈払小石は当たり刃は掠め飛ぶ

 

2018年3月 6首 十川 朋美

制服の
サイズ測りにあきたりて
「ぜったい着ない」
さわぐわが子に

花粉とび
鼻がムズムズ目がかゆい
嫌な季節が
またきたな

万葉の
歌にうたわれ
昔より
人の心を魅せるさくらよ

電話口
今日の天気を問いたらば
「雪が溶けぬ」と
笑う母より

「サクラなど散ってしまえ」と我が娘反抗期とはおそろしきかな

「ママだっこ」末の息子は4月よりランドセル負い小学校へ

 

2018年2月 6首 十川 朋美

豆まくと張り切る子らを覗き見る鬼の居場所はなかりけるかな

ポン柑を店頭に見るみかん箱今年もそんな季節が来たね

雨が降り子供は外を気にしてる雪が降ったら何つくろかな

チョコレートお菓子会社の陰謀に日本全土が沸き立つこの日
懐かしむ若き我が日に秘めたりし心の行方今ぞ愛しき

羽生羽生(はにゅうはぶ)漢字は同じ勝負では金と負けでは大きな違い

サクラサク
想いをこめし恋文の
淡き思いに
ほほを染めつつ

 

2018年1月 2首 十川 朋美

我しがこ踏みしめ寒さ懐かしむ幼子の日々遠きふるさと

細雪我が心知るかしら降りつづけるなり時も知らずに

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