■ねっと歌壇
2022年4月 1首 兵頭喜美代
平和への祈り
世の平和正義の為に祈りたし「憲法9条」に光を当てて
権力に怯まず闘う民ありて日本の平和のありがたきかな
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2018年10月 1首 ニャンミーパパ
故郷にミサイル基地(イージスアショア)はいらぬとの声もたくまし人々(山口県民 安倍の地元)の声
南北の会談の末決まりたる非核の声のうれしかりけり
情勢の変化もものかわに軍備強化の安倍再選とは!
2018年7月 1首 岡崎隆史
夏草やつわものどもの刈払小石は当たり刃は掠め飛ぶ
2018年3月 6首 十川 朋美
制服の
サイズ測りにあきたりて
「ぜったい着ない」
さわぐわが子に
花粉とび
鼻がムズムズ目がかゆい
嫌な季節が
またきたな
万葉の
歌にうたわれ
昔より
人の心を魅せるさくらよ
電話口
今日の天気を問いたらば
「雪が溶けぬ」と
笑う母より
「サクラなど散ってしまえ」と我が娘反抗期とはおそろしきかな
「ママだっこ」末の息子は4月よりランドセル負い小学校へ
2018年2月 6首 十川 朋美
豆まくと張り切る子らを覗き見る鬼の居場所はなかりけるかな
ポン柑を店頭に見るみかん箱今年もそんな季節が来たね
雨が降り子供は外を気にしてる雪が降ったら何つくろかな
チョコレートお菓子会社の陰謀に日本全土が沸き立つこの日
懐かしむ若き我が日に秘めたりし心の行方今ぞ愛しき
羽生羽生(はにゅうはぶ)漢字は同じ勝負では金と負けでは大きな違い
サクラサク
想いをこめし恋文の
淡き思いに
ほほを染めつつ
2018年1月 2首 十川 朋美
我しがこ踏みしめ寒さ懐かしむ幼子の日々遠きふるさと
細雪我が心知るかしら降りつづけるなり時も知らずに