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全国幹事会声明

安倍内閣の総辞職を強く要求する!

 

安倍内閣は森友問題で決裁文書の改ざんという公務員としてあるまじき違法行為を行い、国会と国民を一年にわたり騙し続けるという前代未聞の事態を引き起こしました。

安倍晋三政権が国会の求めに応じて提出した「森友」疑惑関係の資料が、14文書約300カ所も削除・改ざんされていたことは、行政府がねつ造した資料で立法府を欺き、三権分立の原則も議会制民主主義も破壊した大問題であり国民を欺くものです。これは内閣総辞職に値するものです。

安倍政権の悪政は数えあげればきりがありません。軍事費の増大による福祉切り下げ、労働法制改悪、朝鮮半島を巡る平和を妨げる問題、沖縄・辺野古の新基地建設強行、核兵器禁止条約に反対、原発ゼロ法案に反対し原発再稼働を目論む、加計疑惑等々です。
重要なのは憲法の問題です。安倍内閣は年内に憲法九条に自衛隊を書き込み、武力不保持の二項を死文化し戦争への道を開く改憲発議に道を開こうとしています。私たちはそれに断固反対します。
私たちは「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の進める三千万署名運動に呼応して全国で署名運動を進めています。全国の会員・購読者に署名用紙を送り、短歌プラスターを掲げての歌人らしい署名行動などが全国で取り組まれています。五月三日の憲法記念日まで全力で三千万署名に取り組み成功させます。
明治の「強権」に立ち向かった石川啄木の生活派短歌の伝統を受け継ぎ、戦争に一貫して反対し戦後の民主主義短歌運動を受け継ぐ私たち新日本歌人協会は、全国で三千万署名を成功させ、悪政の限りを尽くす安倍内閣の総辞職を強く要求するものです

 

二〇一八年三月二十六日
愛知県蒲郡にて 新日本歌人協会 全国幹事会



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